【本日は3・11の日から9年目】

皆様、コロナウイルスによる影響で、なにかとストレスの多い日々を過ごされているのではないでしょうか?

本日は3・11の日から9年目。
そして、声帯に結節ができ、声が出なくなった私は20日間ダンス・セラピーの現場を離れて静養しており、全快というよりも、なんとか声で伝えることができるまでに回復し、仕事現場に戻りました。

9年前の私も、東日本大震災の起きた時刻、埼玉県内の現場にダンス・セラピーに向かう途中でした。
15時スタートの高齢者ホームでのダンス・セラピーでしたので、現場近くの道路を運転していた時に、前のトラックが左右に大きく揺れるのが見えました。
小さな橋の向こうが線路で、私は何事が起きたのかわからず、とりあえずブレーキを踏み、橋の手前で路肩に寄せました。
それでもトラックは踏切を越えて走って行きましたが、私は怖くて少しの間駐車しており、現場のスタート時刻が迫っている事に気づき、すぐ先の現場まで急いぎました。
すると、参加する皆さんが円形になった椅子に既に座っており、「大きい地震でしたね。大丈夫でしたか?」と言うと「部屋に一人でいたらすごく怖かったと思う。でも、円になっていてみんなの顔が見えたから大丈夫でした。」と複数の方がおっしゃってました。
途中2回ほど余震のためにダンス・セラピーを止めましたが、なんとか1時間を楽しく過ごし、その現場にあった大型テレビをつけた時です。
画面に映し出された津波と、流されていく車や家。
みんな呆気にとられて、「なに?これ?」、そしてそのまま祈る気持ちを共有しました。

ダンス・セラピーを円形でやる理由は、その形に安全性を無意識のうちに感じるからですが、この日は円形で誰もの顔が見える利点を身をもって知りました。
円だと人の後頭部は見えませんから。

本日、世田谷区内で14:00にスタートしたダンス・セラピーは、喉の具合の悪い私にはシンドイものでしたが、14:45分に終了し、円形のそのままで全員で黙祷しました。

この9年、それ以降も熊本などでも起きた地震、そして豪雨の被害も複数おこり、昨年は千葉の台風の影響で私が大会長をしていた大会も中止になりました。
そして、今コロナウイルスと、様々な想定外な事に遭遇しております。
その中で強く明るく生きている皆様、取り戻せないもの、得られたもの、様々な人生。
皆様が今を元気で過ごせる事もお祈り致します。

私が昨年大会でなそうとしていた「ダンス・セラピーと被災者支援」のテーマは、今年の武庫川での大会に引き継がれます。
ぜひ、ダンス・セラピーで被災された人々と向き合うための学びの時間を、皆様と共有したいと思います。
今年の武庫川での大会申し込みは、下記からできます。
関西ではどうしても無理な方は、私個人も被災者支援をテーマのワークショップも東京で計画しておりますので、情報をお待ち下さいね。

第29回 全国学術研究大会 西宮大会 公式サイト